Special Sessions
サイボウズ×メルカリと考える、AI時代の組織戦略 ー サイロ化解消で事業貢献を最大化
企業成長に伴う組織拡大の中で生じる「サイロ化」は、開発遅延を含む開発生産性の低下を招き、企業の競争力を削ぐ深刻な経営課題です。
本セッションでは、組織のサイロ化を解消し事業成長を続けている「サイボウズ」「メルカリ」のキーパーソンをお迎えし、サイロ化を乗り越えた「組織戦略」に迫ります。両社が事業貢献を最大化するために、どのような組織戦略を実行し、いかなる意思決定を下してきたのか。その具体的な取り組みから、AI時代における次世代の開発組織のあり方までを、パネルディスカッションで深堀りしていきます。
サイボウズ株式会社
執行役員 開発本部長
佐藤 鉄平
東京工業大学経営工学専攻で数理最適化を学んだのち、2007年サイボウズに新卒入社。WebエンジニアとしてGaroonやkintoneの開発に携わりつつ、技術的探求、OSSやコミュニティへの貢献に没頭。最高のプロダクトを作るには最高のチームが必要と気付き、2016年から開発本部長として試行錯誤の毎日。カレーとビールが好き🍛🍺
株式会社メルカリ
執行役員 CTO Japan Business
木村 俊也
2007年より株式会社ミクシィにてレコメンデーションエンジンの開発やデータ活用に関する業務を担当。そのほか、機械学習を活かした広告開発やマーケティングデータ開発にも携わる。2017年よりメルカリにて研究開発組織R4Dの設立を担当し、AIを中心とした幅広い研究領域のリサーチを担当。その後、AIと検索エンジン領域のエンジニア組織を設立しDirectorに就任、メルカリへのAI導入をリード。2025年3月より執行役員 CTO Japan Regionに就任。2025年7月より現職。
福島県福島市出身。東京大学 情報理工学系研究科 創造情報学専攻卒業後、グリーに入社し、フルスタックエンジニアとして勤務する。2016年6月にファインディ立上げに伴い取締役CTO就任。大学院では、稲葉真理研究室に所属。過去10年分の論文に対し論文間の類似度を、自然言語処理やデータマイニングにより内容の解析を定量的・定性的に行うことで算出する論文を執筆。